看護師がアルバイトとして働くメリット&デメリット

看護師がアルバイトとして働くメリット&デメリット

看護師というと、正社員として働くイメージが強いかと思います。しかし中には、アルバイトやパート、フリーランスなどの形態で働く人も多いです。
では、看護師がアルバイトとして働くメリット&デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?

看護師として働くには免許が必要

当然ですが、ただのアルバイトだとしても、看護師として働くためには国家資格が必要です。もし、自分が入院しているときナースコールをして、来てくれた看護師さんが「私はアルバイトなので分からないです、対応できません」なんて言ってきたら、困ってしまいますよね。
どのような雇用形態だとしても看護師として働く場合、東京の首都医校のように国の指定を受けた看護学校に通い、受験資格を得てから合格しなければいけません。ご注意ください。

看護師がアルバイトとして働くメリット

まずは、看護師がアルバイトとして働くメリットからお伝えします。

柔軟に働ける

一番のメリットは柔軟に働けることです。正社員とは違いある程度シフトに融通が利くため、「今月はたくさん稼ごう」「来月は週2くらいでいいかな」というように、自分の生活に合わせることができます。
中でも、学業や育児との両立を目指したい方にとっては、大きな魅力に感じるでしょう。

プライベートの時間を確保できる

プライベートの時間を確保できるというのも、大きなメリットです。
看護師は人手不足で、正社員になってしまうと時間外労働に悩みがち。月40時間以上残業したり、せっかくの休日に出勤したりなどで、プライベートが削れてしまいます。
一方アルバイトなら、時間外労働は少なめ。また、プライベートの時間を確保したいと思ったら、シフトを減らすだけです。ワークライフバランスの重要性が高まる中で、

看護師がアルバイトとして働くデメリット

逆に、看護師がアルバイトとして働くデメリットとは何でしょうか?お伝えしていきます。

福利厚生が充実していない

正社員と比べると、当然福利厚生は充実していません。退職金制度や住宅補助、ボーナスなど、さまざまな面で劣っていると感じてしまうでしょう。
また、正社員では当たり前の社会保険も、アルバイトが加入するには条件があります。一定以上の労働が必要で、少ないシフトでの労働を考えている方は自分で保険に加入しなくてはいけないため、出費が増えてしまいます。

将来性に不安がある

ずっとアルバイトとして働くとなると、どうしても将来性に不安があります。
一般的にフリーターは、社会的信用が低め。40代や50代のフリーターと聞けば、多くの人は「どうしてその年までちゃんと働かないの?」と思ってしまうでしょう。責任ある仕事も任されにくいのでスキルが身につかず、都合よく解雇されてしまいます。
看護師という職業は需要が高いため、職場が見つからないという事態はそうそうないですが、それでも不安は大きいでしょう。

まとめ

看護師がアルバイトとして働くメリット&デメリットについてお伝えしました。柔軟に働けたり、プライベートの時間を確保できたりといった面は、非常に魅力的です。
一方、正社員と比較すると不安定な部分もあるため、慎重に検討する必要があるでしょう。

ベッドで横になっている男性にタブレット端末を見せている女性の医療従事者